・
僕は 「怨嗟」 でありたい
「良識」 を砕く 釘 でありたい
_,.
_,. -'"
_,.-'"
_,.-'"
_,.-'"
_,.-'"
_,.-'"
_,.-'" __,,.．-
_,.-'" _,,.．-‐''"´
_,.-'" _,.．-ｧ'"´
,.-'" r‐'"´. ,.-'´ _,.-'"
,.-'" | . ,.-'" ,.-'"
r‐x―＝''´ _,.-'" _,.-'"
ゝ, イ´ , __,,,_,.-'" ,.-'"
ゝ才´,イ _,.．'"´_.-'" /
. ｀ゝ-イ'‐‐''"´ ,.-'" l
,.．ﾆ,_ ,. -‐'" |
{｀ _ !
. ＞-‐-＝=、 _,,.．-‐''"´ ｀ﾞ" '' ‐-=二=イ
「希望」 を殺す 病 でありたい
ずっと撒き散らしていたい
この国に 「毒」 を
_,, ...,_
／ ｀'＜,
,ｲ ｀'＜,
,.' ／ ｀'＜,
/ .i! ｀ヽ,
/ /＼
/ / ヽ
/ .,.' .＼
,.' ,／ ＼
,.' ／ ＼
,.' ／
,ｲ .,.'
,ｲ /
,ｲ ｰ'./
. ,.' i ・
,.' | ワタシはそれだけのモノ
,.' ,． ﾉ
／ ム-‐''" ・
. ／_,.． / ノ 俺はただ それだけのモノ
,x‐‐'´/´ / ノ
r‐',ﾉﾉ丿(__丿,ｧﾆ二イ
ゝゝゝー'ﾆ¨ ´
今回は、今までで一番大きな町を「汚染」できた
ニューヨークを一時でも地獄に変えられた
,ｸ !ﾍ_ とてもシアワセ。
/ 人 ｀_,ｨﾍ
ノ / .ゝ´ 人 ' ,
／ ' 〈_／,`／ヽ ヽ ヽ
／,. _／ ) ヽ ＼
／ ´ ,.､ ﾞー--一―=ｧ ､. ＼
／／ rー―-- 人 ＼ ヽ､ もっともっと苦しめ
／ ､ヽ､ ヽ､ ｀ヽ
／ -''" _ イ´｀ヽ､ｰ､＼. ＿_ ﾉ ＼
ｲ ,.- ‐ ´ ｀ヽ､_）´￣ _＿_ もっともっと死ね
| ﾉ i ｀ ‐‐ '' "´ ￣ヽ
l | ＼
でも
ﾊ
,' i
{,､.{ ,
,'_ﾊ',_,'
今回はそれだけじゃダメだ { i
l '､_
!
丶
僕個人の魂は充分満足したけれど ヽ ゝ
ヽ ,′
/
/
/
/
ヽ ' l /
＼ ―､ ﾉ , '
､ ゝ ,ｲ ＿ , ' /
} ゝ 、 ´,. '''´ ｀ﾞﾞ' ,, ,.' /
! ,=‐ ´ , ′ ¨ ''' ―――――――――〈 /
i ﾉ｀‐ '" /
人 ,' 〃 /
,, -‐‐‐-‐ '''"~´ '､ ,／'´ /
, " v ,,／ ＿ ---――――――――― '′
/ i!′ ,ィ ´￣
/ i ,'
,,´ ,, ′ / 「殺人鬼 スーサイド・ベア」 は……
／ ヽ .: ｉ/
. ／ 〉' : : !
.／ ,/. ,' ! もう一仕事、しなきゃぁならない。
／ ／' ' !
ﾊ
,' i
{,､.{ ,
,'_ﾊ',_,'
嗚 呼 { i
l '､_
!
ギィイ イ ・ ・ ・ 丶
ゝ
,′
/
(（O:::ｿ.::. /
.:::::::::::::: /
/
ヽ ' l /
＼ ―､ ﾉ , '
､ ゝ ,ｲ ＿ , ' /
} ゝ 、 ´,. '''´ ｀ﾞﾞ' ,, ,.' /
! ,=‐ ´ , ′ ¨ ''' ―――――――――〈 /
i ﾉ｀‐ '" /
人 ,' 〃 /
,, -‐‐‐-‐ '''"~´ '､ ,／'´ /
, " v ,,／ ＿ ---――――――――― '′
/ i!′ ,ィ ´￣
/ i ,'
,,´ ,, ′ /
／ ヽ .: ｉ/
. ／ 〉' : : !
.／ ,/. ,' !
／ ／' ' !
Ａ_Ａ
((・ ・)
(l｀ｰ´l)fﾆ＝ ))
<＿__l
し Ｊ
＿＿＿＿＿＿＿
／＿_ /.／l .＿＿／|
／￣＿.( ﾟ、:ｎ___.／! |
／￣￣ /, ､, 'ノ／∫|／
┌─────────────
│. 依頼主
│ フィクサー がお待ちですよ
└───v──────────
. ll
| |Ａ_Ａ
（((・ ・)
彡 ヽl｀ｰ´l) ヽ
<＿__l . ┌)＼─────
し Ｊ │……お姫様♪
└──────
＿＿＿＿＿＿＿
／＿_ /.／l .＿＿／|
／￣＿.( ‐.(ヽ )).／! |
／￣￣ /, ､, 'ノ／∫|／
面 倒 臭 い … …
ｺｲﾂﾓ．．
┌────────────────
│
│ 「スーサイド・ベア」は僻地の災厄だ
│
└───y────────────
f=ｭ
l il
j＿_j
fi:::: l /ヽ、_ ＿
_ﾄー=ｲ l / .::./ ｀ヽ
＞ｴTゝ、 ヽヲ=/ l
r_<,. -Yv' Y=,l ● .●.l .┌────────────―───────‐
l':::..rf=j_ﾉ. l=,l ':. .::: l .│至高だが無名。強力だが小規模。
,j::::' l､_.j ｿﾐl :... .:::/ ＜ そんな彼が今回、「自由の象徴」ニューヨークに
. { ー-''゛j _,.j´l､,.ヽ ::::::::::: l^ヽ │人知れず巣食い、牙を研ぐのを手引きしてくれた。
l｀ー='ｲ-‐''"､_/::ヽ. l :::::::::::. lヽ .＼ .└────────────―────────
.,l::::::::''l:lミﾐ｀`ヽ三ヽ、ヽ＿_ノlヽ、／ー､_
,':::::::'' j '､::.｀ヽヽj、 ',ーヽ ソヽヽ二ヽ ｀ヽ
lヽ､＿,.-ヽ｀ヽ￣､jー l ヽ二 ヽ ,ヽ ヽ
. {::l::: ::l :}ﾐヽヽ l l .', ヽヽ l ┌)＼────────────
ヽ j; ' j j｀l ' j .jー={－'" －'. l l l l:::::::.l ..│あなた方の功績を、
ll、......:､::／/l ,.j.ノ' ', /l::. ノ ｀ ､ '、jl l/ヽ ヽ、 │我々はけして忘れないだろう。
｀ｰﾆ三'"ノ_,.／/＿,./', .l､' ｀ jl/ l::::./彡三ｪ └─────────────
｀ー=Ｔ亡´ ヽ､´ヽ､_ ｀ヽ三三三/ノ' /彡＿｀ ヽ
ヽ、ヽ、 ｀ ￣ ｀ヽ／ ﾉ ｲjji フヽ_;:l
,; .
_＿＿＿＿___ ┌────────────────‐
;; || || │お陰で今日この悪しき日に、
|| || │欺瞞に満ちたニューヨークは
|| || .:, │ほんの些細な報いを受けたわけだ……
||Ｏ .|| └───v─────────────
#; || ||
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
;;／ ll
／ l＼ヽ | |Ａ_Ａ )) ┌───────────────
r(､ ﾟ ) r―┐ （((・ ・) ＜ 先ずは総ての元凶、発案者である、
|/ y.ｎ) _|---|_ ヽl｀ｰ´l) .└───────────────
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ (ｪｦ 'ﾟ) <＿__l ﾂｶﾂｶ
....::ll .／rｪｪili＿ .rｪｪ）~~） <}'''''''l〉.l ー' J
......ll＿＿.／_.（||_||_||）＿＿_＿||_||_|| ）＿_／ /＿__）ll
..ll￣￣'| .:. ||_||_||ヽ ||_||_||::::） |, （_ll￣ ｀ll
｀|_|^ﾞ|＿__| ）"＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_|
┌─────────────────
│
│ アメリカ陸軍。
│ トミー・Ｓ・ブロス 准将閣下に、御礼を。
│
└─────────────────
r-――--､
l｀ー―‐‐''f
l :::::::::::::::::: l ┏━━━━━━━━━
r'".jｰ-----‐'j｀ヽ . ┃エゴ君。人の紹介は
ゝ､_｀`ー―''"_,.ノ ┃正確に遂行したまえ！
l:｀'o''''''''o'''j ┗━━━┳━━━━━
／'ヾ:ﾄｪｪｪｲ:ｲ^ヽ、 .━━━┛
_入::::l.＼:::／ｲ::入'_
,.-‐''"｀'／:::l､（∞）,.l:::＼ｰ''゛`ｰ､
,/ .<´:::::::li i、 ,,,,,,}::://〉 ヽ
lji ＼::::ll::.. _.:::j:/／ ヽ
/i ＼ヒ三_ヲ/' ヽ
/ｲ l lヾ_ヲ fi i 、 ヽ
./ j / l l l l!il .ll l l l ヽ
. / j / l l l l!il .ll l l / ヽ ヽ
/ / / l lj l l .l!il .ll l ll l ヽ
l
＼WWWWWWWWWWWWW人WWWWWWWWWWWWWWW／
≫ ≪
≫ 私は栄えあるアメリカ合衆国陸軍准将ッ！！ ≪
≫ ≪
／MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM＼
＼WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW／
≫ ・・ ≪
≫ トミー・Ｓ・ブロス Jr. であーるッッ！！！ ≪
≫ ≪
／MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM＼
,; .
_＿＿＿＿___
;; || || ┌──────────────
|| || │心正しき私は陸軍にありながら
|| || .:, .│過去現在のアメリカ政権の行った
||Ｏ .|| └┬─────────────────‐
#; || || │他人種への圧制差別虐殺を憂いていた！
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿ . └──v───────────────
;;／
／ l＼ヽ
r(､ ‐::::) r―┐ Ａ_Ａ
|/ y.ｎ) _|---|_ ( ・ ))
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .(ﾟ'ﾄｪｨ') (l｀ｰ´l)fﾆ＝
....::ll .／rｪｪili＿ .rｪｪ）~~） G} lぅて. <＿__l
......ll＿＿.／_.（||_||_||）＿＿_＿||_||_|| ）＿_／ /＿__）ll し J
..ll￣￣'| .:. ||_||_||ヽ ||_||_||::::） |, （_ll￣ ｀ll
｀|_|^ﾞ|＿__| ）"＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_|
┌──^─────────────────‐
│とりわけ今は、ニューヨークで日々惨殺される
│アイリッシュ等移民を助けたい！！そこで！！！
└────────────────────
／
＼WWWWWWWWWWW／(WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW／
≫ ≪
≫ 君達に「ニューヨーク地獄化計画」を提案したわけだ！！！ ≪
≫ ≪
／MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM＼
┌─────────────────────
│これはつまり、君達が地元で決行しようとしていた
│計画をニューヨークに持ち込んだだけのものだが、
└─────────────v───────‐
r―┐ Ａ_Ａ
_|---|_ ( ・ ))
. Gﾐ(*ﾟ'ﾄｪｨ) (｀ｰ´.l)fﾆ＝
G} GﾐG <＿__l
/＿__つ し J
（_ll￣ ｀ll
┌───────────^────────
│よもやこんなに上手く行くとは！
│ベア君の洗脳能力は、かつて彼の信者にされた
└┬──────────────────────‐
│私の部下からよく聞いていたが！
│実際目の当たりにするとチビるな！！グレイト！！！
└──────────────────────
┌──────────────────‐
│……まぁ、要約するとベアが信者にした
│軍兵が准将にベアを「協力者」として推薦し、
└──v────────────────
┌─────────────
r―┐ Ａ_Ａ .│お互いの利益が合致したので、
_|---|_ (・ ・)) .＜ 今回の騒動に発展したわけだ。
. Gﾐ(*>'ﾄｪｨ)G (l｀ｰ´l)fﾆ＝ └─────────────
GﾐG G彡G <＿__l .
と＿__つ し J
ll￣ ｀ll
┌────────^────────
│准将はベアのニューヨーク入りを助け、
│軍の追っ手と監視をパスさせる。
└┬──────────────────────
│ベアは時間をかけて信者を増やし、
│今日、一気に自殺させ、街をパニックに突き落とす。
└──────────────────────
┌────────────────────────
│ベアは本来巣食っていた田舎ではなく、より大きな都会で
│より多くの人間を恐怖に突き落とす事が出来た……が、
└──v─────────────────────‐
？ ┌───────────────────────
r―┐ へ_ │世間を破壊したいベアにはメリットのある話だったが。
_|---|_ (・ ．)l＞ .＜ 移民を助けたいアンタにそれほどメリットがあったか？
. Gﾐ(*'ﾄｪｨ'ﾟ)G ｎ｀ｰ´l)fﾆ＝ └───────────────────────
GﾐG G.∩ <＿__l .
と＿__ノ . し J
ll￣ ｀ll
┌────────^─────────
│移民の大暴動が起きた！
│虐げられる者は頭数は居ても
│きっかけが無いと立ち上がれないものだ！
└┬─────────────────
│これだけの規模の暴動が
│大都市ニューヨークで起きれば、
└─────────────
┌────────────^───────────
│各地で移民解放の連鎖運動が起きる可能性がある！！
└───────────────────────‐
＼WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW／
≫ ≪
≫ アメリカ人の大好きな「革命」の火種になる可能性だ！！ ≪
≫ 君ッ！！これは歴史的な偉業だぞ！！今日の騒動は ≪
≫ 移民解放の第一歩になるかもしれんのだ！！！！ ≪
≫ ≪
／MMM＼WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW／
≫ ≪
≫ 「移民の英雄スーサイド・ベア」ッ！！！ ≪
≫ その偶像が移民の希望となり、いつか彼らを自由にする！！！ ≪
≫ ≪
／MMMMMMMM ＼ ／ MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM＼
l
┌───────────
r―┐ へ_ │……まぁ、アンタがそれで
_|---|_ ( ・ )l＞ .＜ 満足なら、結構なんだが。
. Gﾐ(*ﾟ'ﾄｪｨ')ア ))..ｎ｀ｰ´l)fﾆ＝. └───────────
GﾐG G.__∩ .<＿__l .
(( と＿＿_／ . し J
ll￣ ｀ll
┌─^───────────‐
│人道主義か。大した事ですな。
└┬───────────────
│国と軍人の職務に背いてる自覚は？
│無いんだろうね。あっ、そう。
└───────────────
,; .
_＿＿＿＿___
;; || || ┌───────────────────
|| || │で？次は、准将とは別に、
|| || .:, . │ベアの潜伏と信者入手を手助けしたお二人。
||Ｏ .|| └┬──────────────────
#; || || │このニューヨークの「かつての」実力者……
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ └──v───────────────‐
;;／
／ l＼ヽ =ｬ
r(､ ｡::::) r―┐=ｬ Ａ_Ａ
|ぅ'' yｎ) _|---|_ (.・ ・.))
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ (ｪｨ'ﾟ*)、 /｀ｰ´ ヽ)fﾆ＝
....::ll .／rｪｪili＿ .rｪｪ）~~） /}. 〉 ヽう＿__l
......ll＿＿.／_.（||_||_||）＿＿_＿||_||_|| ）＿_／ し＿_）ll し J
..ll￣￣'| .:. ||_||_||ヽ ||_||_||::::） |, （_ll￣ ｀ll
｀|_|^ﾞ|＿__| ）"＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_|
┌──────────────────────
│
│ ギャング団 「オズ」 のボス 「オズ・アシミ」氏と、
│
└──────────────────────
┌────────────────────────────‐
│
│ ステート・トルーパー（州騎兵）の長 「クインシー・ジューダス」氏。
│
└────────────────────────────‐
＿＿
）~￣~~） ＿illil☆ilili＿
（#´ー｀（ （‐ﾛдﾛ#）
つ::::::::::/） （=<☆>=）
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌───────────────────────‐
│
│ お二人はニューヨークの顔役「スマートガンマンズ」に
│ 恨みがおありなんでしたっけ？
│
└┬──────────────────────────────
│ ・
│ 警官の「目こぼし」と情報の提供おありがとうございます。
│ ・
│ あと、精神的に弱ってる「信者候補」の提供、おありがとうございます。
│
└──────────────────────────────
┌───────────────
│ガンマンズの連中は
│俺達の未来を断ちやがった…… *
└┬──────────────
│奴らにほえ面かかせるためなら、
│てめぇら殺人鬼とも組むぜ……
└────────v─────
＿＿
）~￣~~） ＿illil☆ilili＿
（#´∀｀（ （‐ﾛДﾛ#lil
つ::::::::::ｎ }} .（=<☆>=Gて
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌─^───────────────
│いいからさっさと連中を潰せ！！
│お前達の標的に「ガンマンズ」が
│入ってると言うから手を貸したんだ！！
└┬────────────────────
│「恐怖に突き落とす」だと？足りん！！
│皆殺しだ！！残る信者を総動員して殺せ！！！
└────────────────────
* エピソード リンゴ 参照
トスッ
人
）~￣~~） ＿iΣ{!}てii＿
（#´∀｀（ （‐ﾛДﾛ‐）
つ::::::::::ｎ }} .（=<☆>=G
／￣￣￣￣￣￣￣￣ il￣￣￣￣￣￣￣
li
l il i
＿＿
）~￣~~） ＿illil {!} lili＿
（； .´∀（ （‐ﾛДﾛ‐）
つ::::::::::ｎ }} .（=<☆>=G
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌─────―
│……うるさい。
└──v───‐
,; .
_＿＿＿＿___
;; || ||
|| || ┌──────────
|| || │うるさいよ、アンタ……
||Ｏ .|| │……小物のクセに……
#; || || └──y───────‐
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
;;／
／ l＼ヽ
r(:ﾟ ､ ﾟ:) r―┐ Ａ_Ａ
ぅ<ﾆﾆと') _|---|_ ( ・ .))
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ (ｪｨ'ﾟ*)、 ｰ´ ヽ)fﾆ＝
....::ll .／rｪｪili＿ .rｪｪ）~~） /}. 〉 ヽう＿__l
......ll＿＿.／_.（||_||_||；）_.＿_＿||_||_||；.）＿_／ し＿_）ll し J
..ll￣￣'| .:. ||_||_||ヽ ||_||_||::::） |, （_ll￣ ｀ll
｀|_|^ﾞ|＿__| ）"＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_|
,; .
_＿＿＿＿___
;; || || ┌───────────
|| || │……調子に乗らんでくれ。
|| || .:, . │ミスター・クインシー。
||Ｏ .|| └┬─────────────
#; || || │ベアに刃物を出させるなんて。
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ └──v──────────
;;／
／ l＼ヽ ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
r(:ﾟ ､ ﾟ:) r―┐ Ａ_Ａ
ぅ<ﾆﾆと') _|---|_ (( ((・ ・ ))ﾆ＝
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ (ｪｨ'ﾟ*)、 ヽ ｰ´ .l) ﾐ
....::ll .／rｪｪili＿ .rｪｪ）~~） /}. 〉 <＿__l ヽ
......ll＿＿.／_.（||_||_||；）_.＿_＿||_||_||；.）＿_／ し＿_）ll し J ┌‐)＼─────────────
..ll￣￣'| .:. ||_||_||ヽ ||_||_||::::） |, （_ll￣ ｀ll │大失態だ。ああ！
｀|_|^ﾞ|＿__| ）"＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_| │彼が銃や刃物を人に投げるなんて。
└┬──────────────
│……彼の右腕はこの俺だ！
│武器を持つのは
└────────────
,; .
_＿＿＿＿___
;; || ||
|| || ┌─────────
|| || .:, . │
||Ｏ .|| │ 俺の役目なのに。
#; || || │
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ └──v──────
;;／
／ l＼ヽ ド ン ッ ！
r(:ﾟ ､ ﾟ:) r―┐ ,', Ａ_Ａ ',',',
ぅ<ﾆﾆと') _|---|_ ､人・:))，
. ビ シ ッ .￣￣￣￣￣￣￣￣ Σ.(ｪｨ' )、Σ；：て；)
....::ll .／rヽ人/，； .rｪｪ）~~）', /}. 〉 ’Wヽ_l
......ll＿；∵；l;彡||_∵・て_.＿_＿||_||_||liﾟ）＿_／ し＿_）ll . し J
と∵Дﾛli）∵||_||ヽ ||_||_||::::） |, （_ll￣ ｀ll
￣ill；{!}’ili￣ ；：,_；："＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_|
￣￣
l
＼WW/ヽWWWWW／
≫ ≪
≫ ギ ャッ ≪
≫ ≪
／MMMMMMMMM＼
,; .
_＿＿＿＿___
;; || || ┌────────────────
|| || │……約束は守る。でも、その「事」と、
|| || │アンタ達を殺さない「事」は別だ。
||Ｏ .|| └y───────────────
#; || ||
＿＿_||＿＿＿＿_||＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
;;／
／ ﾌﾟﾁ .l＼ヽ (( ll ~ ...┌───────
;，r(ﾟ ､ ﾟ::) r―┐ | |Ａ_Ａ │余計な「怒り」は
Σぅ<ﾆﾆと') _|---|_ （'(・ ・)) ＜ 買わないように。
. ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ (.ﾟﾄｪｨ'ﾟ)、 .ヽl｀ｰ´l) └───────
....::ll .／ .rｪｪ）~~）}}. /}. 〉 <＿__l
......ll＿＿.／_∵；：，；;:;_.＿_＿||_||_||liﾟ）＿_／ し＿_）ll し J
..ll￣￣，；：’∵；：∵；：， ||_||_||::::）}}. |, （_ll￣ ｀ll
；∵；/￣）∵；：;:＾⌒＾｀|＿__|::::）'^1_|
┌─^──────────
│なー君達。
│私もう帰ってもいいかな？
└┬─────────────────
│私の目的達成されてるし。
│ガンマンズとかどうでもいいのであーる！
└─────────────────
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : _,,-－'"´￣￣￣￣￣￣｀゛'－-.,,,_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : ／..,,:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:...,.＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
￣ |￣|:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣||￣
| ;|:| | ;|;|
| :|:| | ;|;|
| :|:| | :|;|
| :|:| | :|;|
.| :|:| ,,―ｰ――-､、 | :|;|
"'~ ''""'~"'~ ''""'~| :|:|"'~ ''"l､,.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,,;ll"''~''~| :|;|"'~ ''""'~"'~ ''""'~'~"'~ ''""'~~"'~ ''""
| :|:| |,,,,"l""ﾞ'''"_l_ﾞ,.| | :|;|
| :|"' |'ﾄ二二ﾆ,|--ﾄｌ | :|'"
"'"' ｀''―--―-‐''" '"''"'"
.┌─────────────────────
ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ Ａ_Ａ l＼ヽ │……もう二度と「依頼」なんか取らない。
(*( ・ ) ﾟ、) .＜ 世界は壊せたけど、下らないヤツと組むのは嫌だ。
/う｀ｰ´, yと )) .└─────────────────────
(( <＿/<＿＿l ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
(／J (/ Ｊ
r=＝ｭ
|iー‐'i|
￣￣￣
┌─────^───────‐
│なー、アープも追ってくるしなー。
│でもいいじゃないか。
└┬─────────────────‐
│元々ガンマンズは気になってたんだろう？
│コンラッドの妹に近づいたのも、
└─────────────────‐
┌────^────────────────────‐
│戦略と言うより、実は単純にコンラッドに興味があったんだ。
└─────────────────────────
┌────────────────
│あの妹から聞き出した兄の人間像は、
│街を支配する冷徹なギャングではなく、
└────────────────
r-ｭ
| |i| /__
| |i| ,ﾊ . | | ┌────────────
| |i| |￣i) |__| d_」_|＿|_|_]＼ │復讐のために平穏を失った、
＼|」二二二二二二二二二|」 .│青臭い軟弱者の影だ。
└────────────
l＼ヽ ,勹 ,勹
ｉｉ( ﾟ ､ﾟ) ,. _ ll ＿＿ （∀‘ *）') ｉｉ ,. ＿＿＿
||( っ日 [_] l_lと(（_（_:::::,ノ|| || （
||<__＿ヽ｀￣￣||￣￣´/ ＿__）|| ||＿＿ ｀￣￣||￣￣´
|l ||Ｊ ＿ ||＿ （＿/|l || |l || ＿||＿
┌────────────────
│お前と同じ、「無視される被害者」から
│「加害者」になろうと足掻きまくった
└┬───────────────
│「同類」の臭いがしたんだろう。
└─────────────
┌─────────────────
│……街の混乱はじきに収まる。
│ガンマンズも、いずれここを突き止める。
└─────v───────────
Ａ_Ａ l＼ヽ
(*( ・ ):: ﾟ、)
/ うｰ', yと ))
(( <＿/<＿＿l
(／J (/ Ｊ
┌───────‐^──────
│あの妹を使って、どうコンラッドを
│「揺さぶる」か、楽しみだな。
└┬───────────────
│その前に景気づけと行こう。
│いつ死んでもいいように。いいだろ？
└───────────────‐
ｶﾞｯ
Ａ_Ａ l＼ヽ
Σ(*( ・ と: ﾟ、)
/ うｰ', yと ))
(( <＿/<＿＿l
(／J (/ Ｊ
ｶﾊﾟ…
Ａ_Ａ l＼ヽ ┌───────‐
(*ﾟ'ｷｪ( ・ と､) ＜……分かったから
/ うｰ', yと └───────‐
<＿/<＿＿l ヽ
(／J (/ Ｊ ┌)＼──────────────
│兵隊を集めて、武器を配っておいて。
│それと、コンラッドの妹と、
└┬──────────────
│アープを適切な場所へ。
┌──────^── └──────────
│ 仰せのとおりに！
└─────────
┌──────────────
│
│ ……彼らの「世界」を、壊そう。
│
└──────────────
to be continued...